【例会報告】 民法(債権法)改正について
10月20日、民法(債権法)改正の勉強例会を開催しました。
報告者は、千代田オーク法律事務所・所長弁護士、児玉隆晴氏。
早ければ、2015年に国会で民法改正法案が通過し、翌2016年には
施行されるという改正法案の中身。
主に、契約書に記載の一文を見落とすと、仕事を請け負った側の企業が、
予想外の不利益あるいは負債を被るという内容である。
つまり発注者側が、有利な契約書が齊藤靖英癖されてしまうのである。
これまでの民法では、そのようなことはなかったのだが、
法律が改正されれば、下請け、孫請けのように請け側の企業が、
“泣き”を見るケースが増え、結果として中小企業が
倒産にまで追い込まれかねないとして、大きな疑念を感じるし
憤りを隠せない、と児玉氏。
法案の内容は、まだ確定ではないが、こんなケースが考えられるという
事例を交えての例会、参加したメンバーからも、焦りを感じる感想や
質問が飛び交うなど、白熱した例会となった。
この度の、例会資料はぜひ多くの中小企業経営者に知ってもらい、
法案を廃止にしたい旨、港部では支部ホームページより
ダウンロードできるように公開しました。
資料を読んで、詳しく聞きたいという方は、事務局に連絡いただくか、
直接、千代田オーク法律事務所までご連絡をしていただきたいと思います。