第54期 2025年度 港支部活動方針案

はじめに

2024年度に掲げた支部運営の指針となる支部の「活動スローガン」「港支部が目指すもの」また、「10年ビジョン」については、引き続き今期も指針をもとに活動してまいります。

2025年度支部活動スローガン

事業課題 
まるっと一緒に解決!港支部

港支部が目指すもの

同友会の目的は「よい会社をつくろう、よい経営者になろう、よい経営環境をつくろう」です。その実現には「人を生かす経営」が不可欠であり、会員である経営者自らが先頭に立って学び実践する必要があります。そこで港支部では、他の経営者の経営体験からともに学び、取り組むべき課題を考え、実践し改善する場にしていきます。

わたしたちは「人を生かす経営」を推進するために、次の3つのことを実践します。

  • 港支部は、経営者が自己研鑽を重ねて実践できる場にします。
  • 港支部は、同友会の理念に基づき経営指針の実践にともに取り組める場にします。
  • 港支部は、一社では出来ないことを会員企業の叡智を集結し実践出来る場にします。

港支部10年ビジョン
(すこし未来のおはなし)

<2034年>「港支部で同友会活動をしたら、自社の経営が良くなるらしい。」

最近東京同友会ではこのような噂がよく聞かれます。港支部の会員は他支部の会員から「なんで港支部に所属したら経営が良くなるの」「どんな例会をやっているの」と質問攻めにあうそうです。

2034年現在の港支部は、支部会(2024年に幹事会から名称変更)への出席率は20%、多くの会員が支部会へ参加し支部の課題やこれからの支部運営について白熱した議論を重ねています。

入会したばかりの会員の新たな意見や、ベテラン会員からこれまでの同友会の成り立ちから経営者としてのあり方を学ぶ事ができ、支部運営だけを行う会にとどまりません。「私の履歴書」では新会員2名による報告があり、経営課題とこれからのビジョンを共有しました。新入会員は定期開催のオリエンテーションへ、次期幹事候補の会員は役員研修に参加する予定とのことです。

例会は、座長自身の経営課題から同友会会員の経営体験報告とGr討論という同友会らしいフォーマットで企画され、港区の大きな施設でも毎回満員御礼。港支部会員はもとより他支部、他県からの参加もひっきりなしです。例会後の懇親会も経営談義で大いに盛り上がりました。

より実践に近い勉強会は千代田支部、中央区支部と合同の都心協議会で開催され、経営者の他にも幹部社員も参加して自社の経営に大いに活かされています。

港支部会員は、委員会・部会活動にも積極的で、40歳以下の会員は青年部、女性は女性部、他にも専門業種に分かれた部会で世代、性別、業種における課題を積極的に学び、その学びを支部に持ち帰り共有しています。委員会も課題を持った支部会員が4委員会すべてに参加していて、委員会で話し合われている議題やこれからの活動がいち早く支部内で共有されています。

港支部は東京同友会の行事や全国大会への参加率も高く、港支部会員は参加率No.1。行事に参加した感想は支部内でも共有され、参加できなかった会員も改めて参加することの意義や価値について触れることが出来ます。

アンケートの結果、港支部の新規入会の会員の8割の会員企業が3年以内に入会時の経営課題を解決あるいは解決の糸口となる取り組みを始めています。もちろん成長するたびに新たな経営課題が生まれますが、課題に前向きに取り組んでいる企業ばかりです。これは同友会での学びをすぐに実践し改善、支部の会員企業同士が叡智を結集し助け合いを行っている風土が根付いているからに他なりません。更には、同友会活動そのものが自社の経営に生かされている企業も多くあり、多くの企業は支部の幹事や役職につくことでより多くの事を学べる機会としていて、次期の支部長と幹事も多くの希望者の中から推薦と合議制で決定されています。

そうした港支部会員の「同友会活動と経営は不離一体」を実践する経営が高く評価され、他支部、他県同友会からも毎月事例報告の依頼が後を絶ちません。今年の経営研究集会の分科会でも、港支部から報告者が選出されました。こうした港支部の取り組みが高く評価され、支部会には他支部や他県からの見学者も多く参加しています。

港支部はこんな未来をめざしています。

役員

役職内容人数
支部長支部運営責任者1
副支部長支部運営の補佐および代行・代理(次期支部長候補) 1
幹事長各担当幹事の取りまとめ、担当補佐 1
例会例会の企画調整 ※座長等は別で選出4
組織会員の定着、フォロー、新会員オリエンテーション、役員研修、小グループ2
交流納涼会、忘年会、ゴルフ、ランチ会、交流会、10年以上の会1
渉外港区産業振興課、港区民まつり、港区ものづくりフェア4
連携東京同友会、都心協議会2
会計会計監査1
顧問1
幹事例会の運営、支部活動の運営33

支部会員数 117名(2025年8月現在)